スペインの没落貴族だった母と大富豪だった父との間に生まれる。幼少時に醜い父親が美しい母親を殺したのを見てしまい、即座に父親を殺した事がトラウマになっている。その美貌と美意識は彼の母親から受け継がれたものである。悪の組織「シャドルー」の幹部ではあるが、普通の主従関係ではない。もっともベガ個人に対しては忠誠心こそないが、その強さを認めて組織に協力するなど、一定の敬意は払っている様子である。世界征服には全く興味が無く、本人の目的はあくまで美の追求で、そのためなら他人を殺める事も厭わない。強さと美しさを結びつけた独特の美感を持ち、バルログが醜悪と感じた者や敗者に対する言動からは知性の中に狂気が垣間見える。

 

戦う時は自分の顔が返り血や怪我で崩れぬよう仮面を付け、汚らわしいものに触れぬように3本の刃が付いた鉤爪を付けている。華麗な身のこなしで相手を翻弄して、空中から相手に襲いかかる戦法を得意とする。その原型となった戦闘スタイルは幼少時に日本で学んだ「NINJUTSU(忍術)である。上記の通りサディストかつ究極のナルシストであり、「仮面の貴公子」「スペインの狂える毒蛇」の異称を持つ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ってのがバルログです。

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